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2019年03月06日
individual consumer

【第2話】この仕事をする意義

みなさま、こんにちは。

桃の節句も過ぎて、いよいよ春ですね。

さて、前回の日本クラウドキャピタル様インタビュー第1話はご覧になって頂けましたでしょうか?

第2話は、松田さんが支社長を務められていた会社からの突然の解散通告を受けたお話の続きからまいります。

最後までお楽しみ下さいませ!

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(左:松田悠介氏、右:大浦学氏)
株式会社日本クラウドキャピタル
代表取締役COO 大浦学氏
1988年千葉県生まれ。2011年明治大学卒業。2012年システム開発会社設立。2013年明治大学大学院グローバルビジネス研究科卒業。2015年株式会社日本クラウドキャピタルを同代表柴原祐喜氏と共に設立。

 

松田悠介氏
1978年兵庫県生まれ。2004年プレジール株式会社設立 同代表取締役就任。2014年株式会社スターリーシング設立 同代表取締役就任。2015年Lonesta Primula Bank株式会社設立 同代表取締役就任。2015年レピオス株式会社設立 同代表取締役就任。2016年ギャラクト株式会社設立 代表取締役就任。2016年~2019年1月株式会社日本クラウドキャピタル専務取締役。

 

突然2週間後に会社が倒産すると言われたら大事件だと思うのですが…

松田氏:いいえ、全く事件ではなくて、ずっとフリーランスでやってきたので、会社に守られているという意識が元々ないんですよ。考え方はフルコミッションの保険に近いんですよね。

だから「会社潰れるんだ〜。そりゃそうだよね。」という感じで、みんな冷静なんです。

「社長どうするんだろうね?」みたいな感じで心配していたくらいで、僕らとしては”来るべき時が来た”という感じでした。

その頃は貯金もありましたし、ネットワークもあったので、特段困ったとか、やばいんじゃないかという気持ちは無かったですね。

 

新しい会社では何をされたんですか?

松田氏:最初は広告代理店を立ち上げました。

まさに電・博さんの下請けの受けの受け、孫の孫の孫の孫みたいな仕事をやっていて、売りまくっていたんですけど、やっぱり薄利なのでなかなかスケールはしていかず、会社自体は成長していかなかったんです。

 

20歳の時にたった一人でフリーランスとして活動していますが、その営業スキルはどこで培ったのでしょうか?

松田氏:僕、天才だったんですよね(笑い)

基本的に、僕が仕事で出来なかった事はほぼ無くて、どの仕事、どの業界に入ったとしても100%成功してきているんです。

 

なぜでしょうか?

松田氏:それは当初、1番最初にバーテンダーをやっていた時、お酒も飲めなかったのですが、お酒をつくる技術よりも喋る技術の方が大切だという事に16歳で気付いたからです。

この上場企業の社長がいくらお金をおとしてくれると、いくら自分に入るんだろう、というところを高校1年生で学ぶんですよね。

そして店に入っても自分の時給が上がるわけでもなく、時給は1350円だったので、どうやってチップをもらうか?

3000円のお会計で1万円渡されて、「お釣りはいいよ、ゆうちゃん。」と言われる環境をどれだけ作るか?

これをずっとやり続ける事によって、高校生で40万、そのうちのチップが25万くらい稼いでいたんです。これって小さな営業じゃないですか。

だからこの時に自然と養成されていたんだと思います。あとは、元々多分多彩だったんだと思います。(笑い)

 

広告代理店はその後どうなったのでしょうか?

松田氏:実は、今後どうしていこうかというタイミングで、僕の友人が医療機器メーカーに務めていて、いきなり退職するという話になったんですけど、その医療機器メーカーの素材がすごく良くて、これならうちが製造業としてメーカーになれるよねって話になり、医療機器メーカーを立ち上げる事になるんです。

そこは前身の会社から引き継いでいるのもあるのですが、起業して15年程になり、僕が経営をしている中で1番古い会社です。

そこから次に商業施設・不動産をやって、スポーツジムをやっているうちに、当時30歳くらいの時に株の学校に通っていたのですが、そこでの同級生や先生と仲良くなり、4人で事業投資ファンドと株のスクール事業をやり始めて、そういうのをやっているうちにJCCの二人と出会い、一緒に働くようになったのが一連の流れです。

 

松田さんは、幾つか会社を経営されていますが、どのように仕事の割合を決めていますか?

松田氏:1月末までは5社の経営に携わっていましたが、

月曜〜水曜は大阪、水曜〜日曜までは東京というように場所で決めているのと、

出張関係の日は、月のここと、ここと、ここ。というように最初に決めています。そして、その日に全部の仕事をごちゃ混ぜにしています。

例えば、10時にJCCの仕事で広島で証券の話をして、12時くらいに株主さんに会って、15時くらいに医療機器の製造の打ち合わせが入って、17時から不動産のご案内が入ったりもして、そういうのをずっと縦割りにしてやっています。

 

頭がパンクしないのでしょうか?

松田氏:全然しないです。天才なので。(笑い)

業種、業態が5社とも違うので、切り替えられます。

 

お二人の出会いについて教えて下さい。

松田氏:僕がLonesta Primula Bankという会社で、株のスクールと事業投資ファンドをしているのですが、4年くらい前にそこのセミナーに学ともう一人の共同代表がふらっと来ていたのが出会いです。

その時のセミナーの内容も確か保険か何かで、普段あまり来ないタイプのセミナーだったと思うんですけど、なぜか来ていて、仲良くなって、

「何の仕事してるの?」「これやりたいんです。」って言ったのがまさに今の株式投資型クラウドファンディングという仕事だったんです。

確か2015年5月の法律改定がされたくたいの時で、これからライセンス申請をします。っていうタイミングだったかな。

 

大浦氏:人もお金も物も何も無いです、夢だけあります!っていう時に、僕らのビジョンにも同感してくれて、ネット上で資金調達に挑戦出来る仕組みって良いよね。と、最初から投資もして下さって、ライセンスが取れるまでの間も週に1回集まって、ミーティングしてという感じでした。

 

お二人が今の仕事をしている意義は何でしょうか?

大浦氏:僕は元々、自分自身がベンチャーキャピタルとか投資の世界を起業家目線で入っていった時に、そこがかなりクローズドな世界で、圧倒的に経営者側の方が知識が不足している為、どうしても投資側が強くなる世界だということに問題意識を感じました。

投資側が分からない事を良い事に、すごく有利な条件で話をもっていくのではなくて、もう少し開かれたフェアな世界を作っていきたいです。

そして今までは一部の人しか出来なかった世界が、ITが発達することで可能になっています。

例えば今まで新聞広告は一部の人しか出来なかったけど、ITの世界だとアフィリエイターとかブロガーという人達が個人でも出来るという世界観を作っています。これはインターネットの世界だと出来てくる。金融も同じように出来てくると良いと思っています。

 

松田さんはいかがでしょうか?

松田氏:日本のベンチャーアライアンスってめちゃくちゃ遅れているんです。

特に金融の世界って本来はもう少し、若手で本当に夢があって、ビジネスモデルがしっかりしている会社には、もっとリスクマネーが流れていないとダメなんですよね。

でも、それが全く流れていない環境なので、そこに対して僕らがやっている事というのは第一歩だと思うんですよね。本当に意義のある仕事。

日本のGDPって企業努力で押し上げていかないといけない。人口も少ないですし、ベンチャーが育っていく環境で、GDPを押し上げていかないと、日本は一等国でなくなると思います。

そうなった時に一番大切なのは、ベンチャー若手の20代30代の経営者にちゃんとリスクマネーを流して、事業のプロダクト自体を成長させてあげること。

そうしていくことによって、税収も増えるわけですし、雇用問題も減りますし、そうすると失業問題も減って、もちろんベースもアップしていくという事は大前提。

大前提を幕開けに考えていくと、ベンチャーの後押しをする会社が絶対に必要になっていきます。アメリカやイギリスは元々ベンチャーへの投資は、日本の比べものにならないくらい促進されています。

日本はそれが凄く遅れていて、自分にリスクが無くて、成長が見えているところにしかキャッシュを落としていかないというところを、もう少し広い視野で見て、成長性を見つめて、経営者というものを信じて投資が出来ればという環境に早くなっていけば良いと思っています。

 

日本の将来を考えると株式投資型のクラウドファンディングが出来るようになったことは、大きな第一歩なのですね。

松田氏:僕らはまだ一石を投じたとしか思っていませんが、僕らが持っているライセンスには少額要件という要件があって、1年間で1億円、1人の投資家さんが1年間に投資出来る金額が50万円という縛りはあるものの、直接的に投資家さんのお財布から事業者にお金がいくようになっています。

まずここの第一歩がすごく大きいと思っていて、今までは間接金融と呼ばれるものしかなくて、銀行やその他の機関を通しての投融資しかなかったものが、直接金融ということが出来るようになりました。この一石を投じたことによって世界が変わったと思います。

と言ってもまだ、針穴くらいだけれども、この針穴がどうやって広がっていくかなと。これがどんどん活性化されていって、少額要件という要件が無くなっていって、きっと色んな証券会社もこういう募集を促進してくれることで、どんどん広がっていって、ベンチャーのファイナンスインフラがどんどん良くなると思っています。

 

目先のことだけではなく、ずっと先の未来を見据えて意義のある仕事をしていらっしゃること、とても勉強になりました。ありがとうございました。次回最終話は3月13日にお届け致します!

(インタビュアー 亀谷志奈子)

 

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