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2019年01月30日

人生100年時代〜長生きと介護

みなさま、こんにちは。

人生100年時代、世界一の高齢化、核家族化、未婚率と離婚率の増加により、介護になった際の備えは、日本人全体の問題になってきております。

 

一昨年に厚生労働省が公開した簡易生命表では、日本人の平均寿命が過去最高となる男性「81.09歳」女性「87.26歳」を更新して話題になりましたが、ある海外の研究では、2007年に日本で生まれた子供の半数が107歳より長く生きると推測されており、日本は健康寿命世界一の長寿世界を迎えております。

では皆様方は「健康寿命」という言葉の意味をご存知でしょうか?

 

健康寿命とは、「心身ともに自立し、健康的に生活ができる期間のこと」を指し、平均寿命との差は男女で9~12年ほどございます。

そしてこの期間が親のみならず子の世帯までもが貧困化する「介護破産」という深刻な問題を起こしております。

 

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気になる介護の現状

 

●介護が必要な人ってどのくらいいるの?

下記は、厚生労働省が公開している要介護認定者数の推移表です。

ご覧頂くと分かるように、2000年は要支援から要介護5級までの認定者は218万人でしたが、2015年には608万、表には記載がございませんが2018年8月には639.2万人と、この18年間で約3倍増加傾向にあります。

 

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●介護の費用は?

介護が必要になった場合、初期費用はもちろん、毎月継続して費用がかかります。

▶初期の介護費用・・・平均80.3万円

(こちらは、一時的な費用の合計で、住宅改修費、介護用品購入費、施設入居費などです。)

▶毎月の介護費用・・・在宅平均5.0万円 施設平均11.7万

 

●介護期間

介護期間の平均は、4年11ヶ月と言われております。

しかし、下記の表を見て分かる通り、「4~10年未満」と「10年以上」を合わせると約45%で、半分近くの方が4年以上の介護期間があったという結果になりました。

仮に、在宅平均月額5万円を4年11ヶ月(59.1ヶ月)負担すると考えた場合、約295万円が必要ということになります。

これは決して少なくはない金額です。

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(上記はとあるサイトから引用)

 

今から出来る家族と自分のための介護の備え

 

●備え①「自分自身のことをチェックする」

自分のことは「なんとなく大丈夫」と思いがちです。ですが、気に留めていなかったような小さな変化が、要介護リスクのサインになっている場合があります。早めに気付けばゆっくりと先のことを考えられます。まずは、ご自身の今の状況を振り返ってみましょう。

・一人でバスや電車に乗る事がほとんどない

・トイレに間に合わないことがある、転ぶのが怖いなどの理由で外出をするのが不安

・受けるべき健康診査を受けていない。病院に行きたくない。

・夜に眠れない。昼夜逆転している。

・言いたい事が伝わらない。人と話が噛み合ない。

・料理の味付けがおかしい、料理の失敗が増えたなど、慣れていた事に失敗するようになった

・日付や出来事などの物忘れがひどくなって困る場面が多い。

・知人と会ったり、会話をする時間が減った。

・毎日の生活に充実感がない、疲れを感じている。感情が不安定だと感じる。

上記のうち1つでも当てはまる項目がある場合は、外出の機会を増やしたり、人との交流を持つなど生活を見直して介護予防に務めましょう!また、ご両親と離れて暮らしている場合は、まめに連絡を取るなどして、ちょっとした変化がないかどうか意識をすることが大切です。

 

●備え②「いざと言う時のために備忘録をつくる」

▶︎介護・医療に関する相談先をリストアップしておく。

・介護サービスにおいて何でも相談が出来る「地域包括支援センター」

・通院している医療機関と主治医

・緊急時の搬送先(ご本人の希望があれば聞いておく)

▶︎日常生活に関する相談先と交友関係

日常生活の様子や友人関係は、ご家族よりも友人や近隣の人の方が詳しい場合があります。

▶︎介護費用の捻出と資産管理のための情報

介護生活を想定した場合、まずは介護にかけられるお金の見通しを立てておく事が大切です。(公的年金収入、個人年金、預金や、その他保有している主な資産等)

そして万が一ご本人が認知症になる等、資産管理ができなくなることもあるので、資産の一覧や、通帳や印鑑、証書類やカード類など大事なものの保管場所は、ご本人に整理しておいてもらうと安心です。可能ならばご家族にも情報共有をしておきましょう。

 

●備え③「ご本人の希望を知る」

出来る限りご本人の希望に添った介護をしたいと思っていても、あまり具体的な事は尋ねにくいものです。介護に限定せず、今後の暮らし方など世間話の延長で話をしているうちに、ご本人の希望する介護環境が見えてくる事もあります。すぐに結論を出そうとせず、ゆっくり向き合い始めてはいかがでしょうか。

・もし介護を受けるとしたらどんな環境が良いか?(地域、場所など)

・誰に介護をしてもらいたいのか?(家族中心の介護、専門スタッフなど)

・介護に関するお金の使い道の希望(在宅、施設、家族に任せるなど)

 

本日は「長生き」と「介護」に注目をしてみましたが、いかがでしたでしょか?

介護は家族の協力があって成り立ちます。ですが、それぞれの事情もあり、介護とご自身の生活を両立するのは容易ではありません。

いつかは訪れる問題について、切迫した状況になる前から家族間で状況や、介護情報の共有をするなどして、気兼ねなく話し合える関係を気付いておく事が大切です。

 

本日も最後までお読み頂き、誠にありがとうございました。

 

広報 亀谷志奈子

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